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 萩原規子著「西の善き魔女Ⅰ」(中公文庫)
                    のレビューです。


 とりあえず、概要から。
 女王生誕祭の日、高地セラフィールドに住む少女フィリエルは学者である父親から宝石のついた首飾りを渡される。亡き母の形見だというそれが、女王候補アデイルによって王家の所有物だと判明した。
 記憶にもない母が失踪した王女であったこと、父の研究が異端であったことを知ったフィリエルは真相をたしかめるため父の元へ。しかし、そこに父の姿はなかった。
 失踪した父、さらわれた父の弟子ルーン、女王の血を引くという自分と、フィリエルに突然の変転が遅いかかる。ルーンを助けるため、父を探すため、フィリエルはアデイルに助けを求め・・・

 

 はい、例によって正しいあらすじは本の裏でもみてください。なかなか有名な本らしいですが、大学の本屋で見るまで露とも知らなかったですな。ちょっとしたファンタジーものですが、戦闘ものとも、恋愛ものとも、はてには推理ものとも付かない構造した内容のものです。
 どうも、女王の血を引くと言っても、女王候補にはならないようですし、真実を知って少しずつ成長する少女の物語といったところですかね。内容にジャンル分けが効かないので、盛り上がりらしきシーンが見当たらないのが難点。テンションが緩やかに上がっていって、気が付けば終点だったような印象でした。文庫版は全部で6巻あるようなので、先がどうなるのやら。

 
 世界感がすごいことになってまして、竜が簡単に出てくると思いきや、なぜかフィリエルだけは「シンデレラ」や「赤頭巾」、「狼と7匹の子ヤギ」といった「こちら」の話を知っているという酔狂ぶり。そこらへん、父親の異端の話と一緒にいずれ解決はしてくれそうですが、まともに収まってはくれそうにないですね。



 最後に文句を一つ。

 フィリエルさん、
あなたルーンと恋愛するのか
ユーシスと恋愛するのかどっちか決めてくれ( ´Д`)

落ちついて見ていられないじゃないか・゚・(ノД`)・゚・
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