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2005.05.04 バッテリーⅡ
 青空の公園で座り込み読書にいそしむでかい図体1体

 
 バッテリーⅡ のレビューです。



 前作同様、伝わりそうで伝わらない中学生の心の葛藤を描いた作品。天上天下ピッチャー原田巧もだんだん人の気持ちを理解したがるようになってきた感じです。
 今回は、どちらかというとキャッチャー永倉豪視点が多かったかな。孤高のピッチャー巧の恋女房でありながら、その性格についていけなくて四苦八苦しています。逆に巧も自分の気持ちが伝わらないのが悔しい様子。「自分の」野球に妥協できないから、いろんな人とぶつかってしまう巧と、それに振り回される豪や先輩、大人たち。すさまじい中学生です^^;;


 前作にもまして、お互いの気持ちの齟齬が直にくる作品。登場人物それぞれに想いがあり、それぞれの理由でなやまされる様子が読者をぐいぐい引き込んでくれます。
 そんななか、巧の弟、青波の存在はかなり重要なところを占めています。彼だけには、即座に他人の気持ちを理解する特技があり、まわりの人間をほっとさせる役回りを担っているのです。彼の存在があるために、より一層コミュニケーションの難しさが浮き立ってくるんですね。


 今作は、ちょっとした事件で幕が閉じられています。巧たちはその事件に負けるつもりはないようですが、世間のルールは唯我独尊男には優しくありません。さて、どうなるでしょうね。
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