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2005.04.28 バッテリー
 レビューいきます。西の善き魔女も読んだんですが、書くことないんで次のに


 あさのあつこ著「バッテリー」 角川文庫


 野球少年の話ですね。天上天下唯我独尊の天才ピッチャー、原田巧を中心に少年たちの心を書いた作品、というところでしょうか。「わかってほしいのに、どうして誰も自分をわかってくれないんだ!」っていう気持ちがストレートに伝わってくる気持ちの良い書き回しです。

 おもしろいのが、「あぁ、こんなやついたなぁ」とか「こんなやつになりたくないよなぁ」って普通に思わせる主人公なのに、主人公の心理状態が手に取るようにわかることなんですよね。
 ていうか、たかだか中1になりきれていない男の子なんですが、自分も少なからずこんなこと考えるよなって思わせるものを持っているから、簡単に感情移入できてしまいます。自分を理解してほしいのに、自分が相手を理解しようとしていないことに気が付かない孤高で不器用な中学生をこれから見守っていきたいです。


 

 バッテリーは新書で6巻(だったかな?)でていますが、書店でみた文庫版は4巻くらいまででした。なんか、スラスラ読めそうな気配なんで(1巻買ったの昨日だし)、最終巻が出るのが先か、追いついてしまうのが先か。な~んか未読の小説一杯たまって来たなぁ。

追記。
その1 表紙の絵が主人公の性格とリンクして良い感じです。
その2 文庫の帯に書かれてる北川次郎氏の感想「こんな傑作を読んでこなかったのかと猛烈に反省」、気持ちはわかるんですが、

あなたたしかデルフィニア戦記の解説文で同じこと言ってたでしょ。
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